経済学部限定の「海外渡航プログラム座談会」が行われました

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経済学部限定の「海外渡航プログラム座談会」が行われました

2018年01月18日

12月22日(金)に本学C館の教室にて、学生の企画による「【経済学部限定】海外渡航プログラム座談会」が行われました。

この会は、11月24日の「【社会福祉学部限定】海外渡航プログラム」に続き第二弾として経済学部限定で行われました。企画運営を行ったのは、2018年2月にブリスベンへの渡航を予定している経済法学科2年の小野寺翼さんです。

スピーカーは、同じく2月に渡航を予定している経済学科2年の舛森亮太さんと昨年シドニーでのプログラムに参加した経済学科3年の中出亘さんでした。

中出さんは、「海外事情で自分の世界を広げる」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
最初に、「海外事情*1」について紹介をしたあと、リーダーとして企画した世界最大規模のLGBTパレード「マルディグラ」でのインタビュープロジェクトについて写真を交え説明しました。パレード参加者からの「世界中にある偏見に立ち向かっていけるのはあなた達のような、世界を見てきた若者達だ」というメッセージが印象的だったと語りました。また、経済学部生に向けて、日本のLGBT人口と経済との関係、特に新たなマーケットへの注目が起きていることを説明しました。

発表する中出さん

続いて、舛森さんは、「なぜ海外に行った方がよいのか」という切り口で、今年度渡航した9カ国を紹介し、行動に移すことの重要性を話しました。また、数ヶ月後に渡航を控えた海外事情で取り組んでいる「現地企業人交流会プロジェクト」の紹介をしました。舛森さんは、生涯年収を例に外国語スキルの重要性を説明し、実体験を元に「多くの国では英語を話せることは特別なことではなく、また、日本に来ているアジアからの留学生は多言語を話せる」と話しました。そして、だからこそ経済学部の学生が海外に出て外国語やグローバルな場面で役立つスキルを習得し、経済という専門性を持ち世界で勝負していく必要があると話しました。最後には、現在舛森さんが所属している今年度から開設された最上級の難易度クラスである「英語強化クラス」についての説明も行いました。

座談会の様子

座談会では、多くの学生から寄せられた質問への回答が行われました。参加した1年生から海外事情と英語強化クラスに関する質問がありました。

Q「海外事情で得られたことを教えてください」
中出さん「自分たちで一からプロジェクトを計画し実行する力が身につきました。また、世界が広がり、物事の見方が変わりました。」

Q「海外事情の特徴を教えて下さい」
舛森さん「語学留学とは違い、海外事情ではプロジェクトを軸としています。外国語の他に英語でビジネスメールや企画書を作成し、現地の方と協力してプロジェクトを実行するといった、他にはない経験をすることができます。」

Q「リスリングとスピーキングが苦手です。どのように克服しましたか?」
小野寺さん「リスニングに関しては、二年次から授業で利用する『スーパー英語』を使用して力をつけました。スピーキングに関しては、強化クラス内での英会話を通し話せるようになりました。」

Q「TOEICのために強化クラスを希望するのは間違いですか?」
舛森さん「良いと思います。強化クラスでは週に一回TOEIC勉強会を行っています。そして、年に二回TOEICを受験します。」

社会福祉学部のイベントに引き続き、今回も多くの経済学部生が集まり、熱心に話を聞いていました。

*1 「海外事情」は5言語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)でそれぞれ毎年実施している海外渡航科目です(二単位)。

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