新年にあたってのご挨拶

新年にあたってのご挨拶

2021年01月06日

 学生の皆さん
 新年あけましておめでとうございます。
 この正月はマスコミのみならず、どこを向いても新型コロナウイルスの感染禍のことが取り沙汰されています。北海道では感染者数はやや沈静傾向にあり、関係者の多大な努力に敬服するばかりです。一方、一都三県では非常事態宣言が7日にも発出される見込みとのことです。また、日本でもワクチン接種がやっと2月末にはできるようになるようです。 全国的にはまだまだ感染爆発の兆候が消えません。
 大学としては、近々では、後期最後の授業を円滑に行い、さらに、年度内には重要な一般入試、卒業式と続きます。今年卒業される方々にとっては、とりわけ、北星で過ごす最後の学期を少しでも意義ある時間となるように願っています。
 大学人一丸となってこの難局を乗り越え、次年度に向かいたいと考えております。
 気づかずに感染する、あるいは、他人を感染のリスクに晒すことが少なくありません。感染のリスクはどこにでも潜んでいるのです。
 これまで多々言われておりますように、自分を守り、皆さんの大切な人を守るためにも、改めて、自らのこととして捉えていただきたく思います。ぜひ、皆さんのご理解、ご協力を改めて強くお願いいたします。
 なお、この後期には、前期よりも対面授業を増やすよう試みましたが、11月以降は感染者数増加に伴い、残念ながら、対面授業としたものを非対面とせざるを得ない科目もありました。課外活動にも制限を加えざるを得ませんでした。
 次年度には、継続して感染リスクを最大限避けつつ、対面授業をこの後期以上に拡大していく工夫をいたします。
 全面的に対面授業でき、キャンパスライフを謳歌できるような環境となること強く念じています。
 皆さんが安寧に過ごし、勉学生活を送られることを強く期待しております。

学長  大坊 郁夫