「緊急事態宣言」解除および北海道における「まん延防止等重点措置」適用に伴う対応について

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「緊急事態宣言」解除および北海道における「まん延防止等重点措置」適用に伴う対応について

2021年06月18日

在学⽣の皆様

全学危機管理委員会

「緊急事態宣言」解除および北海道における「まん延防止等重点措置」適用に伴う対応について
-6月21日(月)以降、危機管理ステージ4(制限-中)へ引下げ-

 全国の9都道府県に発令されている緊急事態宣言が、6月20日(日)に解除されることが決定いたしましたが、北海道には引続き「まん延防止等重点措置」が適用されております。
 これを参考に、本学独自の危機管理ステージを、6月21日(月)からステージ4(制限-中)へと1段階下げて対応することといたしました。
 なお、札幌市においては、依然として医療がひっ迫している状況であることから、気の緩みがないよう、引き続き感染の抑制及び再拡大の防止に向けて、ご理解とご協力をお願いいたします。
 ※ステージの変更については、北海道・札幌市の感染状況などを勘案し、緊急事態宣言の動向や、政府・⾃治体の要請などを受けて、これまでと同様に検討します。

 また、大学でのワクチン職域接種については、札幌市内の医療ひっ迫状況から、大学独自に学生全てに接種体制を整えるのは、現状としては非常に厳しく、引続き医療機関との連携の可能性について情報を収集してまいりますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

【ステージ4(制限-中)6月21日(月)~当面】

 ≪授業について≫
【対面授業】~授業の特性やその必要性に応じて実施が可能となります。対面授業の実施にあたっては、『2021年度前期対面授業(感染拡大防止)ガイドライン』を遵守して実施します。

【非対面授業(遠隔授業/オンライン授業を含む)】~実施を基本とし積極的に活用することとなりますが、感染拡大防止策の徹底を図れる場合は、対面授業を実施します。

 なお、授業形態については、各履修科目のMoodleを通じて連絡させていただくとともに、上記『ガイドライン』をご覧いただき、ステージの変更も想定し、引続き遠隔授業と対面授業の両方に対応できるよう、実施及び受講の準備をしておいてくださるようお願い申し上げます。

≪学生の登校・施設利用などについて≫
 在学生の皆さんは、キャンパスへの入構が可能となります(対面授業の受講や図書館、情報実習室、ラーニングコモンズ、大学生協、食堂などの学内施設の利用、事務手続きなど必要な場合)。登校時には感染防止対策を徹底(不織布マスク着用、手指消毒)し、C館のサーマルカメラで体表温を確認し、学生証をICカードリーダーにタッチして入退館願います。学生証を忘れた場合は記録簿に学籍番号、氏名等の必要事項を記入してください。また、大学内での行動記録を各自で保存してください。
※登校申請フォームについては、ステージ4では必要ありません。

学内の諸施設については大学HP(学内窓口及び施設等の対応状況)でご確認願います。

≪学生活動について≫
【サークル活動や課外活動】については、『ガイドライン』に従いオンライン(非対面)で実施可能です。

【札幌市医療非常事態宣言】

 札幌市における新型コロナウイルス感染症患者の急増によって、入院患者が過去最多となり、市内の医療機関では受入先がなく、市外の医療機関への搬送をお願いするなどの対応を行わざるを得ない状況です。入院ができず自宅等で待機する患者の方々が数多く発生し、入院を待つ間に亡くなる最悪の事態も発生するのではないかと危惧されており、「札幌市医療非常事態宣言」が発令されています。
 札幌市保健所医療対策室の資料では、感染は「マスクなし」を共通事項として、「個人活動による感染のうち7割が会話、会食」であると示されています。また、主な感染事例として「学生のサークル・部活動(休憩時、練習後の会話・飲食)」「友人との自宅や飲食店での会食」が挙げられています。「そんなことは分かっている」という方も多いと思いますが、変異株の感染力は今までのコロナとは別の病気と考えてくださいと言われています。今一度、感染症を意識し、不織布マスクの着用、手洗い手指消毒の頻度・回数を増やす、三密をさける行動をお願いします。「部活・サークル仲間だから大丈夫」「いつも会っているから大丈夫」という気の緩みが感染リスクを高めます。ぜひ、自分のために、友だちのために、部活・サークルの仲間のために、そして家族のために感染しない行動を取ってください。
 感染者数の急増により札幌市内の医療提供体制は、極めて厳しい状況が続いており逼迫しています。私たちがいる北海道、札幌市がこのような深刻な事態に陥っているという現実を真剣に受け⽌め、今、私たちが取るべき⾏動・やってはいけない⾏動は何かを考えて行動してください。もし友⼈・知⼈がルールを逸脱しそうになった時には、空気に流されず、⾃分⾃⾝や仲間を⽌める勇気を持ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。