2021年07月01日
以下のとおり、公開講座を開催いたします。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催延期またはオンライン配信となる可能性がありますので、予めご承知おきのうえお申込みください。
【演題】
絶望から希望を見いだす人々の声を聴く 〜ミャンマー、カンボジア、グアンタナモ〜
【内容】
クーデターで実権を握った国軍の攻撃をかいくぐりながら、ミャンマーの若者たちは民主化運動に明日への希望をつなぐ。独裁政権に両親を虐殺されたカンボジア人男性は、過酷な人生を歩みながら、虐殺側の人々に温かなまなざしを向ける。テロ組織の幹部と誤認されて米国グアンタナモ収容所に連行されたモーリタニア人男性は、壮絶な拷問体験をしたにもかかわらず、監視役の米兵と友情をはぐくむ。絶望と希望が交錯する世界の現場をたずね、人間の残虐さと崇高さに耳を傾けてきたジャーナリストが聞き取った人々の語りから、私たちが何を学べるかについて考えます。
【日時】2021年7月13日(火)10時30分~12時00分
【講師】舟越 美夏 氏
(ジャーナリスト、龍谷大学犯罪学研究センター客員研究員、元共同通信記者)
【参加費】無料
【申込締切】2021年7月8日(木)
【申込方法】
一般の方および本学「国際社会論」履修者以外の学生は、事前申込みが必要です。
タイトルを「7/13心理・応用コミュニケーション学科公開講座参加申込」、本文に「①氏名 ②メールアドレス ③緊急時に連絡のとれる電話番号」を記載のうえ、メールでお申し込みください。
また、新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では、開催延期またはオンライン配信となる可能性があります。その際は、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたしますので、ご了承ください。
なお、オンライン配信にあたって、操作機器の不具合に関するご質問や技術的なサポートは致しかねますので、ご了承ください。
【申込先】社会連携課 e-mail:renkei[@]hokusei.ac.jp
*メール送信時は、[@]を@に変更してください。
【講師略歴等】
福岡県生まれ。アジアを中心に世界各国の現場をたずね、独自の視点と幅広い人脈を駆使して人々の声を伝える。共同通信社では、プノンペン、ハノイ、マニラの支局長を歴任。
著書「人はなぜ人を殺したのか ポル・ポト派語る」(毎日新聞社)、米軍グアンタナモ収容所など過酷な環境を生き抜いた人々の愛と死を描いた「愛を知ったのは処刑に駆り立てられる日々の後だった」(河出書房新社)、トルコ南東部でのクルド人虐殺の記録「その虐殺は皆で見なかったことにした」(河出書房新社)など。
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