2020年11月13日
北星学園大学・北星学園大学短期大学部
学長 大坊 郁夫
学生及び保証人の皆様
本学関係者各位
北海道が警戒ステージ4への引上げを検討し、札幌市内の医療体制がひっ迫しているとの報道がなされております。本学では、学長からのメッセージ(2020.11.10)にて、「大学内での感染連鎖が確認された場合や、北海道の警戒ステージのさらなる引上げ時には、大学の危機管理ステージを引上げ、非対面授業に移行せざるを得なくなる可能性もあります」と大学HPを通じてお知らせをしておりました。
この間、本学では感染防止対策に努め対面授業を続けてまいりましたが、感染者・濃厚接触者が発生し、また発熱や風邪の症状で登校を控える学生も増えてきました。
道内の情勢から、通学時も含め学生の安全確保が難しくなってきたことを受け、全学危機管理委員会で慎重に検討した結果、本学の危機管理ステージを11月16日(月)よりステージ2Aに引上げることとしました。期間は北海道の警戒ステージ3の場合は11月27日(金)まで、警戒ステージ4が発出されればその期間とします。授業はこの間、本学の危機管理ステージ2Aに従い「原則として非対面授業のみとする」こととなります(※一部、実験、実習、演習、卒業研究、論文指導等、少人数の科目について、対面授業を行う場合は、感染防止対策を徹底して実施してください)。またサークル活動や課外活動については、ガイドラインに従いオンラインでの実施となります。
なお新型コロナウイルスを理由とした偏見や差別、風評被害を助長させる行為や人権侵害など、心ない言動を取ることがあってはならないと考えます。重ねて皆様におかれましては、感染症対策に取組んでいただき、くれぐれも健康にご留意下さい。
授業担当の先生方へ
11月16日(月)からの授業については、非対面授業へ変更していただき、Moodleを利用して履修学生への指示をお願いいたします。なお、準備が間に合わない場合などは授業を休講とし、休講・補講の手続きを教育支援課を通じて行ってくださいますようお願い申し上げます。
学生の皆さんへ
11月16日(月)から、あらためて非対面授業が受講できるよう準備を整えてください。ただし、受講環境が整わないなどやむを得ない場合は、大学の情報実習室や図書館などのパソコンを利用して受講することが可能です。それぞれの授業の受講方法に関する詳細につきましては、授業担当の先生からMoodleを通じてご案内いたします。
※図書館利用や、ラーニングコモンズなどの諸施設の利用は可能ですが、利用制限や時間短縮となる可能性があります。利用時には感染予防策を徹底してください。
※事務窓口については、状況に応じて時差出勤や自宅勤務に移行する可能性もありますが、各種相談など、個別の対応は行います。
※キャンパス内のみならず、他所(アルバイト先等)でも徹底した感染予防を行ってください。
保証人の皆様へ
本学では、感染予防と大学教育・課外活動の両立を図るためにガイドラインに従い、後期はこれまでに授業期間の約2/3の9回を対面授業と非対面授業の併用で実施することができました。しかしながら、北海道・札幌市の感染状況の急拡大・医療体制のひっ迫を受け、また本学でも感染者・濃厚接触者が発生し、発熱や風邪の症状で登校を控える学生も増えてきたことから、本学の危機管理ステージを2Aへと引上げ、原則として非対面授業へと切り替えることとしました。なお、その場合でも引続き非対面授業の質の維持、感染予防を徹底した各施設の利用、学生支援を行ってまいりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
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