大学生活と卒業後の進路
「大学を卒業した後、何をするか」と、考えたことがあると思いますが、来るべき将来に備えて準備をするのに早すぎるということはありません。
政府が定めたルールにより企業の説明会は、卒業年次になる直前の3月から、採用試験は6月からとなっています。しかし、その時期にすぐ就活に移れるような備えをしなければ、周りに振り回されてしまうかも知れません。
今から、目標を決めて有意義な大学生活を送ることを心掛けてください。
「ボランティア活動をする」
「お金をためて海外旅行をする」
「サークルで全国大会に出場する」
「単位を落とさず勉強する」
など何でも良いのです。もし結果どおりにならなくても、それはそれで良いのです。
肝心なのは、自分がどのような目標を持って大学に入学し、その目標に向かってどのように挑戦したのか。成功したか失敗したかにかかわらず、自分はそれによってどのようなことを学んだのかどう成長したのかを認識することです。
大学生活で学ぶべきことはたくさんあります。就職活動を始める時期になってからあわてないためにも、自分自身と向き合って真剣に人生を考えてください。
「自分自身と向き合う」ことは大変勇気のいることですが、就職活動の基本は、まず自分自身を見つめ直すことから始まります。
就職状況データ
就職率、業種別就職状況、主な就職先については、大学サイトでご確認ください。
大学データ 短期大学部データ 大学院データ
就職活動の流れ
就職活動のすすめ方
就職だけが人生の選択肢ではありませんが、就職する気持ちがあるなら、まず自分で方向を定めましょう。
活動プランをつくろう!
- 民間企業に就職を希望するなら大学3年生・短大部1年生から準備開始です。
- 公務員・教員に就職を希望するなら2年生からコツコツ勉強する方が良いでしょう。
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活動準備期
- 大学3年生・短大部1年生の4月からキャリアデザインプログラムが始まります。どのような職業に就きたいか、自分の適性・能力を考え自己分析することが職業選択の第一歩です。また新聞、雑誌、インターネットなどから企業研究のための情報収集も始めてください。なお定期試験に全力投球して単位を落とさないようにしてください。
- 公務員・教員を目指す人は計画を立て、勉強をすることが必要です。
いずれも受験講座を開講しています。対象は全学生ですので、1年生から受講可能です。学内模擬試験も受けて、自分の実力を知ることも大事です。
- 福祉を目指す人は、実習やボランティアで現場の理解をすすめてください。
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インターンシップ、オープン・カンパニー
大学3年生・短大部1年生の夏季休業などを利用して民間企業などでの就業体験を実施します。企業における組織および業務の理解を深め、より実践的な能力の養成と就職に対する意識の高揚を目的としています。
活動開始期
大学3年生・短大部1年生の前期から「求職登録票」の受け付け開始です。卒業後の進路・就職について、自分の希望をお聞かせください。
新聞、業界誌、インターネットを使っての情報収集の他に、先輩からの生きた情報源も大いに利用してください。また、就職支援課へよく顔を出し、進路選択や企業選びに迷った時には、就職支援課でアドバイスを受けてください。
企業をある程度絞り込んだら、会社訪問の準備です。志望動機、自己PR、質問事項などをまとめておきましょう。また日頃からマナーを身につけておくことも肝心です。
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活動本格期
大学3年生・短大部1年生の後期定期試験前、年度最後のキャリアデザインプログラムを実施します。活動本番にむけての諸注意などを解説します。春休み期間中にさらに企業研究を進め、志望動機を固めてください。
春休み期間中に学内企業セミナーが実施されるので、就職意識を高め積極的に参加してください。なお、セミナーの日程は就職支援課掲示板やポータルサイト等でお知らせしますので確認してください。
活動集中期
筆記試験や論作文重視の企業も増加していますが、同時に面接は重要なポイントです。企業が望む人物像は?
- 熱意・意欲がある。
- コミュニケーション能力がある。
- 行動力・実行力がある。
- 創造力・提案力がある。
面接官は人間を見抜くプロです。日頃から自分を磨いていきましょう。
「意志あるところに道は開ける」
※就職や進学など進路に関する相談はいつでも就職支援課で尋ねてください。