本学は教員免許状の取得に対応した教職課程を用意しています。
皆さんのなかで将来の職業を「教員」と考えている人は、1年生のうちから教職課程を履修して、必要な単位を取る必要があります。
単位の履修については、教育支援課教職担当へ相談をしてください。
公立学校(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)の教員になるためには、その相当する教員免許状を所有しなければなりません。そして各都道府県教育委員会(政令指定都市は市の教育委員会)が行う教員採用候補者選考検査を受験しなければなりません。合格すると「採用候補者名簿」に登録されます。採用に当たっては、健康診断を受診することが必要となります。登録が直ちに採用を意味するものではないので注意してください。
教員採用候補者選考検査の主な受検資格
区分 | 所有免許状 | |
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小学校教諭 | 小学校教諭の普通免許状 | |
中学校教諭 | 受検教科の中学校教諭の普通免許状 | |
高等学校教諭 | 受検教科の高等学校教諭の普通免許状 | |
特別支援学校教諭 | 小学部 小学校教諭の普通免許状 | 特別支援学校学校(盲学校、聾学校又は養護学校)教諭の普通免許状の所有(取得見込み含む)が受験資格。 |
中等部 受検教科の中学校教諭の普通免許状 | ||
高等部 受検教科の高等学校教諭の普通免許状 | ||
自立活動 特別支援学校(養護学校)自立活動教諭一種免許状(肢体不自由教育) | ||
養護教諭 | 養護教諭の普通免許状 |
9月~12月 基礎力充実期 |
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1月~3月 実践力向上期 |
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4月~6月 補強・対策期 |
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7月~8月 試験期 |
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教職支援室では、教育実習に関する相談の他に、教員採用試験に向けての学習会、教員採用試験二次試験対策、教職関連資料の閲覧・貸出などを実施しています。 開室時間は平日の9:00-18:15で、相談員が常駐しています。就職支援課と合わせてご活用ください。
就職支援課では、教育委員会人事担当者による教員採用試験の概要を求める教員像についての講座等を実施しています。また、特別支援学校教員への心構え等についてお話しする特別支援学校教員講座も実施しています。 ガイダンス日程については、こちらのキャリアデザインプログラムでご確認ください。
私立学校は各学校の採用計画に沿って募集を行うため、毎年定期的に募集があるわけではありません。また、「期限付講師」「非常勤講師」を数年経てから正教員へ登用という場合が多いです。私立学校には独自の建学精神があり、各校で特色ある教育を行っています。事前にその学校の教育方針をしっかり調べ、理解することが必要です。
採用応募に関して |
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将来、国公私立の中学校、高等学校の教員を志望する学生に対して、教職に必要な専門知識と技術を与え、卒業と同時に教員の資格を取得させる取り組みに力をいれています。
大学卒業に必要な単位を修得するとともに、教職課程に置かれた教育実習を含む教職に関する科目を履修することにより、教育職員免許状を取得することができます。