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自宅にパソコン、通信環境がない学生を対象とし、情報実習室(CALL教室を含む)を開放します。
以下の点に注意して利用してください。

【情報実習室(CALL教室)の利用ルール】

利用時間(5/11以降~平日のみ)

  • 情報実習室(CALL教室)8時45分~20時00分
  • 風邪の症状や体調の悪いときは、絶対に利用しないこと。
  • 入室前に必ず手洗いをし、マスクを着用すること。また利用後、退出した後にも手洗いを実施すること。
  • ソーシャルディスタンスを保つため、利用禁止の張り紙がある席には着席しないこと。
  • 出入口の扉、扉の上の欄間は常時開放とし、窓は換気のために短時間開けるなどする。エアコンの電源はつけたままにしておく(気温に応じて送風などを設定する)。
  • 実習室内での飲食は絶対にしない(ペットボトル飲料も含む)こと。
  • 授業または授業に関係する作業以外での利用はしないこと。
     ▶利用者が多く座れない場合などは、授業での使用を優先する。
  • 各自で所有しているヘッドセットの持ち込みは可能とするが、利用の際には設定が必要となる可能性があるので注意すること。
  • 荷物を置いたまま外出しないこと。
     ▶しばらく経っても戻ってこない場合は、荷物を回収しパソコンを別の学生に使わせることもある。
    • 【空き講義時間の滞在場所】~

    A305教室を開放する。密にならないようにソーシャルディスタンスを保つこと。
    C館ラウンジ(西側:2階、4階~7階、6階ゼミラウンジ、北側:4階~7階)の利用も可

      【個人パソコン、スマホ等でのネットワーク環境のみの利用について】

    A403教室を開放する。密にならないようにソーシャルディスタンスを保つこと。
    C館ラウンジ(西側:2階、4階~7階、6階ゼミラウンジ、北側:4階~7階)を利用する場合は、マイクは使用しないこと。

      【電源の確保について】~
      タブレット端末やスマートフォンを用いて、学内のネットワーク環境を利用する場合は、自宅での充電とモバイルバッテリーの持参を基本とする。
      なお、講義の連続によって充電が必要になった場合のみ以下の場所で充電すること。
      【緊急充電コーナー】
      C館1階ホワイエ(18か所設置。)
      充電時間30分限定 ソーシャルディスタンスを保ち、盗難防止のため離れないで充電すること。

    在学生、ご家族の皆様へ

    学⻑ 大坊 郁夫

    【5月7日改定】

    「緊急事態宣言」延⻑及び、北海道・札幌市の感染状況を受けての対応について

     新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、政府よる全国の「緊急事態宣言」延⻑及び、北海道、札幌市の感染状況を踏まえて、全学危機管理委員会を開催し、本学の危機管理の段階を現状のステージ2(制限−中)からステージ3(制限−大)へと引き上げることを決定し、今後の対応を以下の通りとする事としました。
     北星学園大学における新型コロナウイルス感染拡大防止のための危機管理ステージ
     本学の教育活動の制限が大きくなることは残念ですが、本学に集う皆様の「生命」と「健康」を守り、感染を防止しつつ大学教育を実践していくために、ご理解とご協力をお願いいたします。

    【学生の登校について】
     原則として学生の登校を禁止します。原則以外に登校が認められるケースは以下の通りです。
    ・自宅に遠隔授業の環境(PC、Wi-Fi等の環境)が整っていない場合の実習室の利用
    ・教科書販売(郵送以外の学生)
    ※教科書の代引き対応が可能となりました。
    北星学園生協HP https://www.hokkaido.seikyou.ne.jp/hokusei/news/news-1937/
    ・その他、止むを得ない場合(履修関係、各種証明書、奨学金、授業料、学生相談など)は、担当課に事前連絡し許可を取ってください。
    止むを得ず登校する場合は、飛沫感染を防ぐために、必ずマスクを着用してください。受付で入構記録を残します。風邪の症状や37.5℃以上の発熱、体調不良や倦怠感があるときは登校を禁止します。

    【教職員の出勤体制について】
     感染防止と罹患リスクを低減しつつBCP(業務推進計画)を維持していくために、当面の間、就業制限と在宅勤務体制を行うことを確認いたしました。これにより教員には自宅勤務を推奨し、事務・用務職員については交代出勤体制としつつ、業務の優先順位を確認し最小限の事業継続に必要な勤務を行う縮小勤務体制となります。このことにより、各種お問い合わせの対応についてはお時間を要することとなりますので、ご承知おきください。

    【前期授業について】
     前期授業期間は全て、非対面型授業(遠隔授業/オンライン授業を含む)のみとして、授業第2週(5月11 日)から開始し、8月14日が最終授業となります。休講分の補講については、統一補講日(5/23、6/13、7/11 の他に2日を追加し5回設定します)、遠隔授業、授業中に課すものに相当する課題研究等を活用して対応します。
    なお、コロナウイルス感染状況の改善によっては、対面型授業に変更する可能性もありますが、その場合は教室での3密を避けなければならないため、履修科目の履修者数制限は継続します。

    ★2020 年度 学年暦・教務日程(再改定版)2020.4.22 現在★にて日程を確認してください。
    ※後期からの対面型授業は感染リスクなどの状況を見てあらためて検討します。

    【非対面型授業(遠隔授業/オンライン授業を含む)の準備について】
     自宅でも受講できるよう、パソコン、インターネット環境の整備を整えていただくことをお願いいたします。
      通信環境整備等支援金(一人当たり一律 50,000 円を給付)をご活用ください。
    https://www.hokusei.ac.jp/news/64265/
    ① パソコン(カメラやマイク付)を準備してください。なおスマートフォン、タブレットでも可能ですが、パソコンが望ましいです。
    ② 安定した通信環境(Wi-Fi)を用意してください。スマートフォンの場合、多くのデータ容量が必要になります。各通信会社の追加データ無償措置についてご確認ください。
    ③自宅に遠隔授業の環境がない場合は、大学内の感染防止策を行っているパソコン実習室での受講も可能です。通学にあたっては必ずマスクを着用し感染予防を徹底してください。
    • 【北星学園大学遠隔授業サポートチーム】スタートアップガイドをぜひ活用してください。
    詳しくはCAMPUS GUIDE WEB の遠隔授業(オンライン授業)について【学生向け】をご覧ください。
    https://cgw.hokusei.ac.jp/ipc/enkaku/#gakusei

    【教科書販売について】
     北星学園生協での教科書販売については、事前購入申込で5月11 日〜5月23 日までの期間で学生に販売する方式ですが、代引 (代金) への変更受付も可能となりました。
    詳しくは北星学園生協のHPをご確認ください。
    https://www.hokkaido.seikyou.ne.jp/hokusei/news/news-1937/

    【学外者の入構ついて】
     全ての学外者の入構を禁止いたします。例外として、本学のBCP(業務推進計画)を支えていただいている関係支援業者様におかれましては感染予防を徹底し、引き続きご支援いただけますようお願い申し上げます。

     ※今後の対応については、政府、北海道、札幌市からの要請を踏まえ決定いたしますので、ホームページを注視いただくようお願い申し上げます。

    以 上

    学生の皆さん、5月11日から前期授業が始まります。
    遠隔授業となりますが、やむを得ず大学に登校の際は、手洗いとマスク着用の徹底をお願いいたします。

    • 大学内の臨時手洗い場でこまめに手洗いしてください。
    • ハンカチを持参してください。
    • 飛沫防止のためマスクを着用してください。

    受付開始時刻前 校舎の外にも行列が
    受付開始時刻前 校舎の外にも行列が

    学生の皆さんへ、そして教員・職員の皆さんへ
    ―遠隔授業による「学び」のスタートに当たって―

                               

    副学長 鈴木 剛

     本学の開学以来、経験したことのない新たな取り組みが行われようとしています。本学のすべての科目の授業が、教室ではなくネット上で行われるのです。5月11日にその瞬間が訪れるはずです(学年暦上の新学期は4月27日でしたが、1週目は全学休校としています)。いま、インターネットを介した遠隔授業の準備をすべての教員が短期間で取り組み、そして新入生だけではなく、全学生がその学びの準備をし、すべての大学職員がそのサポートに徹しています。
     私はチャペルで収録されたネット上の入学式で、「教学」の責任者としてお祝いの言葉を述べた折、いま始まろうとする新学期の学びが、学びの備えを不可欠としている点を強調しました。学びの備え・準備は、想像以上にこのように大変です。というのも、教職員にとっても、また一人ひとりの学生の皆さんにとっても、慣れ親しんできた授業形態が全面的に阻まれる社会的危機の中で、手さぐりでの新しい学びのスタイルを十分な練習なしに強いられるのですから―。

     それでもいま、不安のなかでの「希望」を私は想像します。互いに対面する授業の可能性を捨てはしませんが、私たちはこの度の遠隔授業の全面実施というスタートをリアルに受け止め、可能な現実的手段と方法で確かな「学び」を成立させるための準備を進めているのです。すでに、所属の学科の先生方や学習サポート・スタッフからのコンタクトがありますか?パソコン、スマートフォン、タブレットの画面が、5月11日の週からは当面の間、学生の皆さんが(そして、もちろん教員にとっても)入室すべき一人ひとりの「教室」になります。私たちは、その場への「入室」をサポートすることに目下、全力を挙げています。
    そこで確認したいのです。この学習の前提、この「教室」への入室には、以下の準備が必要です。3つあります。

    ① メール、Moodle、Zoomの使い方は、わかりますか?
    ② 履修した授業科目の再確認は、済みましたか?
    ③ 本学の教員、職員、先輩や友人など、一人でも連絡を取れる人はいますか?

    以上の3点をクリアーして、5月11日から始まる新学期の「教室」に入って行ってください。もしも、第一週目に「入室」に失敗したら、大学にその報告をし、サポートをお願いして、次の週に再チャレンジしてください。
     このような、体験したことのない大学の学び、全面的な遠隔授業の実践は、教員にとっても学生にとっても、それをサポートする職員にとっても、試行錯誤の連続を予想させます。ですから、最初の何週間かはそうしたおぼつかない状況は覚悟しなければなりません。インターネット環境に慣れ親しみ、私たちの情報リテラシーを高めること自体が学びの目標になります。こうした中ででも、また、そうした中でこそ、学びと授業の質を高めることができるはずです。この学びのプロセスのなかでは、リアルに学生も教員も、共通かつ対等の関係にあります。私を含めアナログな教員が大勢です。共に頑張りましょう。
     最後に、こうした全面的な遠隔授業を可能にすべく、本学は通信情報環境の整備を進めるために、少しでも学生の皆さんに役立ててもらおうとの考えから通信環境整備等支援金の給付を決定しました。どうか有効に活用してください。

     教員・職員のみなさんへ。
     4月24日付の学長メッセージ、「大切な学生の皆さんへ」は、「授業の質を下げない」という決意とともに、非対面(遠隔、オンライン)授業の準備について言及しています。そこでは、非対面授業が、「新たな教育の可能性を秘めた」ものだとも述べられています。手さぐりですが、その可能性を信じて、私も学生の皆さんとともに前に進んで行きたいと思います。

    5月上旬に開催を予定していた北星学園各種奨学金の新規申し込み説明会について、
    新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止することとなりました。
    お申込みを希望される場合は下記の資料をご参照いただきご応募ください。

    • 応募締切 : 2020年5月20日(月)必着
    • 応募方法 : 「2.申込書類一覧」に記載された書類をすべて揃え、簡易書留にて下記の提出先までご郵送ください。
    • 提出先 : 〒004-0042 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号 北星学園大学学生生活支援課 厚生係
    • お問い合わせメールアドレス:hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jp
      *お問い合わせについてはすべてメールでお受け致します。

    奨学金申込み説明会資料2020

    社会福祉法人 北海道社会福祉協議会より、下記のとおり案内がありました。
    詳しくは、下記資料をご確認ください。

    在学生・保証人の皆様へ

    北星学園大学・北星学園大学短期大学部
    学長 大坊 郁夫

    新型コロナウイルス感染症の流行に係る学生の通信環境整備等支援について

     新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、政府より全国に「緊急事態宣言」が発出され、北海道は「特定警戒都道府県」に指定されました。さらに4月20日、北海道知事から5月6日までの間、大学の休業要請がなされました。このような中、本学では、新型コロナウイルス感染症の今後の状況にもよりますが、8月14日までの前期授業は原則として非対面(遠隔授業)で行うこととしました。教職員は、遠隔授業であっても高質の授業を維持するように鋭意努めています。
     このような状況を受けて本学では、学生の皆さんがスムーズに遠隔授業に取り組むことができるよう、次のような対応を行うこととしました。

    1.通信環境整備等支援金の給付について
     これまでお知らせしておりますように、遠隔授業を実施するにあたり、遠隔授業を自宅でも受講できるよう、パソコン、インターネット環境の整備に努めていただくことをお願いしています。そのための経費負担を少しでも軽減するための緊急支援として、大学学部及び短期大学部に在学する学生全員を対象に(2020年度一年間休学する者は除く)、一人当たり一律 50,000 円を給付します給付申請にあたっては、領収等の提出は求めません。
     具体的な給付申請に係る手続方法については、5月11日以降のできるだけ早い時期に、大学ホームページ等でお知らせします。もう少しお待ちください。

    2.その他
     4月末日を納入期限とした本年度の学費の納入につきまして、納入期限の変更はありませんが、「延納手続き」を取っていただくことによって、納入期限を延ばすことができます。本学財務課までお問い合わせください。

     新型コロナウイルス感染症の今後の状況の変化に伴い、上記内容に変更が生じる場合があります。その際は、大学ホームページ等でお知らせいたしますので、引き続き情報の確認をお願いします。
     新型コロナウイルスは目に見えない脅威です。我々一人ひとりが自分の責任を確認し、感染拡大を防止するための行動をとることが必要です。

    以 上

    大切な学生の皆さんへ

    北星学園大学・北星学園大学短期大学部
    学長 大坊 郁夫

     皆さんは、今、様々な不安を抱いていることと思います。
     非対面授業にうまくなじめるのか、授業は一方的になるのだろうか、それなら質問はどうすればいいのだろう、そもそもPC,通信機器をきちんと揃えられない、教科書は事前に入手できないのか、評価はどうなるのだろうか、大学の仲間にいつ会えるのだろう、就活はどうすればいいのだろう、授業のない期間があるならその分の授業料は納める必要はないのではないか など。
     さらに、日本否世界全体がそうですが、各地での経済活動の低下は甚大であり、個々人についても経済面での不安は大きいはずです。
     皆さんにとっては、大学でのオリエンテーションを終えた後、自宅待機の期間にある今、今後の非対面授業への戸惑い、そして皆さんが思い描がいていたはずの大学生活とは大きく異なる状況に不安を感じているはずです。新入生の皆さんはとりわけ、北星の学びが始まっていない故にこのような思いは一層募っていることと思います。ご家族の皆様も同様のことでしょう。

    ちなみに、今年は総勢1,195名の新入生を迎えました(学部924名、短大部227名、3年次編入32名、大学院12名)。

     本学の教職員もこの状況において大いに悩みながら、学生の安全をしっかりと確保し、かつ、学びの質を保つために奔走しています。
     職員は非対面授業の準備や授業環境の整備、学生のサポート体制の構築を急ピッチで進めています。日頃の所属部署を超えて、授業展開の支援チームを作り、ツイッターなどを用い多様な情報発信を試みております。学習支援、心の支え、経済的な支援についても工夫をしつつあります。開学以来最大規模のこの難局に、「危機管理」の勤務体制の下で教職員は精一杯の知恵を絞り、学生の皆さんの学びを止めないようにできることにしっかりと取り組んでいます。
     教員は、これまで経験してこなかった、新たな教育の可能性を秘めた非対面(遠隔、オンライン)授業の準備に取り組んでいます。そのために何度も研修を重ねてきました。それを踏まえ、本学が目指す教育を追究し、高質の授業を維持するように鋭意努めています。断言します、授業の質が下がるなどのことは決してありません。
     また、経済面での負担の不安も十分に理解できることです。本学においても、このことは重要な問題と捉えています。非対面授業を実施していくにあたり、本学の通信環境等の整備を進めております。同時に学生の皆さんもそのための環境整備が必要であると認識しております。近々、そのための支援策を発表いたします。
     新型コロナウイルスは目に見えない脅威です。日本でも感染経路の追えない(市中感染)ケースが増加しています。当人にはなんの症状がなくても他人に感染し、その人が急速に死に至ることも少なくありません。ですから、われわれ自身が感染しているかも知れないという意識を持つことも必要です。その意識自体が他者を思いやることになるのです。自分の責任を確認し、感染拡大を防止するための行動を共にとりましょう。
     このような未曾有な難局においては、われわれの創造力、包容力、人間性が問われます。

     北星学園大学・北星学園大学短期大学部に所属する者として、今こそ学生、教職員が一つになって、互の健康を守りつつ、この困難を乗り越えましょう。私たちはいつも皆さんのそばにいて、思いを共にいたします。

     新型コロナウイルスの影響で、大学に足を運ぶ機会も少なく、学生の皆さんが大学に声を届ける機会が少なくなりました。私たちは今、学生の皆さんが抱えている不安やストレス、疑問などを把握しきれていないのが現状です。そこで皆さんに一つお願いがあります。Twitterなどで投稿する際に「#みんなの北星」をつけて、不安や疑問、意見を大学に届けてくれませんか?困っていることなど、どんなことでも構いません。「#みんなの北星」がついているツイートは、大学できちんと目を通します。全部にお答えすることはできないと思いますが、皆さんのサポートを考える際の参考にします。だから皆さんの声を大学に届けてください。Twitterは簡単にアカウントをつくることができることが一つのメリットです。ぜひ投稿をお願いします。
     また「#みんなの北星」をつけての投稿は、他の学生はもちろんのこと、世界中の方々の目に触れることになります。Twitterの設定等、SNSトラブルには十分留意すること、言葉遣いや内容など節度をもった投稿をお願いします!
    学生、教職員がひとつになってこの危機を乗り越えていきましょう!

    <参考>
    総務省 安心してインターネットを使うために 国民のための情報セキュリティサイト(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security02/05.html

    愛する学生の皆さんへ

    2020年04月22日

    愛する学生の皆さんへ

    北星学園大学・北星学園大学短期大学部
    学長 大坊 郁夫

     今、人類は未曽有の危機にあります。新型コロナウイルスの猛威を、ウイルスとの戦争と表現する場合があるほどです。私たちの基盤がある北海道でも、2月28日に北海道独自の緊急事態宣言、4月12日に北海道・札幌市緊急共同宣言、そして4月17日には全国に緊急事態宣言が発令され、終わりの見えない状況にさらされています。そしてこの状況は刻一刻と変化しておりますが、その影響の長期化は避けられません。
     私たち、本学に集うこのコミュニティの教職員、学生、その家族の「生命」と「健康」を守り、新型コロナウイルス感染からのリスクを最大限に低下させ、安全・安心なキャンパスを守っていくことを基本方針としています。今、教職員は非対面授業の準備や授業環境の整備、学生のサポート体制の構築を急ピッチで進めています。教職員にとっても、開学以来最大規模と言えるほどの難局であることは間違いありません。しかし私たちは学生の皆さんのため、できることにしっかりと取り組んでいきます。なぜなら、皆さんこそが私たちの宝だからです。皆さんの学びを止めないよう、そして、「暗い世にあって、星のように輝く」そのフレーズを実現できるよう、姿勢を示していきます。今はまだ至らぬ点もありますが、ぜひ皆さんの力もお貸しください。
     ここで学生の皆さんにお願いがあります。それは感染拡大防止に協力してほしいということです。医療崩壊の足音が聞こえるほど、医療現場は大変な状態になっています。そこで働く方々はもちろん、スーパーマーケットやホームセンター、コンビニエンスストア、生産者や物流に従事する方々など、この状況においても私たちのために、感染のリスクにさらされながら働いてくださっている方々がいます。今私たちにできること、それは、そういった生活を支えてくれている方々に感謝し、感染拡大防止のために自分の行動を常に見直し、協力をすることではないでしょうか。新型コロナウイルスに起因する苛立ちやストレス、不安、動揺など、心身ともに落ち着かない日々が続いています。だからこそ、今私たちにできることは他者に感謝すること、他者を思いやることだと思います。自分がやるべきこと、できることをもう一度確認し、感染拡大を防止するための行動をとりましょう。
     北星学園大学・北星学園大学短期大学部に所属する者としての使命と誇りを胸に、前を向いて進んでいこうではありませんか。今こそ学生、教職員が一つになって、この困難を乗り越えるときです。お互い健康に気を付けて、日々を過ごしていきましょう。私たちはいつもそばにいます、決して一人にしません。