2021年08月02日
北星学園大学では、毎年10月に中国・韓国・台湾・インドネシアの協定校から学生を迎え、学生に日本の文化や北海道及び札幌について学んでもらうほか、各国・地域との相互友好を深め、将来を担う大学生同士が活発に交流することを目的として、約10日間の交流プログラムを実施しており、これを東アジア学生交流プログラム(East Asia Student Communication program)「EASCOM(いーすこむ)」と呼び、本学の学生が、このプログラムを企画し実施・運営しています。
協定校は中国・大連外国語大学、台湾・東海大学、韓国カトリック大学校、インドネシア・マラナタ・クリスチャン大学の4校です。
2020年度、EASCOMはコロナ禍による海外渡航ができない事態を受け、初のオンライン開催に転換、協定校の学生・本学学生委員がディスカッションやグループワークを行いました。
オンライン開催で学生委員達は試行錯誤しながらZOOMを介した交流を行いました。交流活動の1つ、グループワークで作成された『日常で使えるEASCOM会話帳』を公開します。各国・地域の流行語や、相互訪問を意識した日常会話集となっています。是非お読みください。
EASCOM学生委員からメッセージ---------------------------------------------------------------
私たちEASCOMでは、2020年度秋のEASCOM期間にオンライン活動の一環で『日常で使えるEASCOM会話帳』を作成しました。この会話帳には、「共同で制作した会話帳を今後旅行時に活用してほしい。」というEASCOM学生委員の思いが込められています。
会話帳には、日本語•中国語(中国)•中国語(台湾)•韓国語•インドネシア語の5つの国と地域の言語で旅行時に使える日常表現や各国の流行語が書かれています。
例年とは異なるオンライン上での交流で不安もありましたが、会心の作品を作り上げることができました。
北星学園大学そして4つの国と地域にある協定校の学生が共同作業で作った会話帳にぜひ目を通して、そして活用していただければ幸いです。
EASCOM学生委員長 中川芽衣さん(文学部英文学科3年)のコメント--------------------
私はグループの進捗管理を担当しました。メールのやりとりで会話帳を作成することに対して最初は大きな不安がありました。しかし、会話帳作成に携わった各国学生の積極的な協力のおかげで良い作品を作り上げることが出来たのでとても安心しました。
作成過程ではグループでZOOMミーティングを開き、どのように発音するのか発表するなど学生同士の交流を楽しむことができました。コロナウイルスの影響で海外渡航できず、国際間の交流が難しい中、このように5つの国と地域の学生委員が交流を通して会話帳を作成できたこと嬉しく思います。