2022年01月06日
1月11日(火)に、アメリカ大使館主催によるZoomを用いたバーチャル映画上映会&トークイベントが開かれます。 以下をご覧になり、興味のある方は各自お申込みの上ご参加ください。
<以下、主催アメリカ大使館からの招待メッセージ転記>-----------------------------------------------
アメリカ大使館ではウィグル系アメリカ人活動家を描いたドキュメンタリー映画上映&ディスカッションをオンラインで開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
アメリカ大使館主催:ウィグル人の現状を描いたドキュメンタリー映画バーチャル上映会&監督・主演とのトークイベント『In Search of My Sister』
2022年1月11日(火)
映画上映 10:00-11:25 (日本語字幕つき) ディスカッション 11:25-12:10(日英同時通訳つき)
参加登録: こちら から登録してください
詳細について: こちらからご確認ください
参加費: 無料です 先着150名
新疆ウイグル自治区で今何が起こっているのか。ウイグル人の人権擁護を訴え活動するルシャン・アッバス氏の姉が突然失踪した。そんな姉を探すルシャン・アッバス氏の旅から見えてきた実態とは。
本イベントでは、ドキュメンタリー映画「In Search of My Sister」上映の後、トークセッションを設け、本作品の主人公でウイグル系アメリカ人活動家のルシャン・アッバス氏、本映画監督ジャワード・ミア氏、並びに米国国務省を代表してアリソン・ダイスを交えて現代社会における人権問題についてディスカッションを行います。また質疑応答の時間では視聴者からの質問を受け付け、皆さんと共にこの問題を考察していきます。司会は国際政治学者で映画評論家としてもご活躍の東京大学・藤原 帰一教授です。
主人公:ルシャン・アッバス (Rushan Abbas) 氏
監督:ジャワード・ミア (Jawad Mir) 氏
司会:東京大学 藤原 帰一 教授
開会挨拶:米国国務省 アリソン・ダイス 太平洋・北東アジア地域中国担当官
<講師略歴>
ルシャン・アッバス (Rushan Abbas) 氏
本映画の中心人物。中国新疆ウイグル自治区出身のウイグル系アメリカ人の活動家であり、ウイグル人の権利提唱者。NPOキャンペーン・フォー・ウイグルズ(C4U)を創立し、新疆ウイグル自治区で非道な人権侵害を受けた人々の話を伝えている。
ジャワード・ミア (Jawad Mir) 氏 監督
「ストーリーが最初に来ます。 それは映画の心と魂だからです。 どのようなプロジェクトに取り組む時でも、それが私がやろうとしていることです。私は物語を伝えようと努めています。そうしてウイグル系アメリカ人活動家の物語『In Search of My Sister』を含む、多くの映画を監督・制作してきました。」本作品の他に手掛けた映画は『Citizen of Moria』『Baristas』『Escape from Manus Island』『Flippin’ Red』『Only 78』など多数。
<司会>藤原 帰一 東京大学法学政治学研究科 教授
東京大学法学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。フルブライト奨学生としてイェール大学大学院に留学。東京大学社会科学研究所助手を務め、千葉大学法経学部助手、同助教授、東京大学社会科学研究所助教授を経て、1999年から現職。フィリピン大学アジアセンター客員教授、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際研究院客員教授、米国ウッドローウィルソン国際学術センター研究員等を歴任。
自身「映画を見る合間に国際政治を勉強しています」という映画通で、週刊誌『AERA』に連載された作品評225本をまとめた「これは映画だ!」(朝日新聞出版)を出版した他、現在も「藤原帰一の映画愛」を毎日新聞デジタルで連載している。
アリソン D. ダイス (Allison D. Dyess)
2019年より太平洋・北東アジア地域中国担当官として、フィジーのスバにある米国大使館に勤務。 中国、イラク、トルコ、ワシントンDCでの勤務経験を持つ。国務省入省前、ニューヨークとダラスで弁護士として、またニューヨークの台北経済文化代表処で勤務。 台北の国立台湾師範大学で中国語を学ぶ。 テキサス州出身、中国語とトルコ語を話す。