学生相談センター長からのメッセージ

学生相談センター長からのメッセージ

2021年10月12日

北星学園大学の学生の皆さんへ

激変する学生生活におけるメンタルヘルス向上へのヒント

学生相談センター長 牧田 浩一

 陽の光が日に日に弱まり,秋の気配が漂う季節となりました。学生の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。世界的に流行する感染症により制限された生活が続き,はや一年半が過ぎました。本学においては9月よりほとんどの授業が非対面形式ではじまりましたが,10月から危機管理ステージ2の適用に伴い対面形式の授業が再開されました。授業の形式が変更になるばかりか,サークル活動や行事などに備え準備しても延期や中止になり,ままならない大学生活が長く続いています。変更への対応に追われる日々に多くの方が,戸惑い,怒り,落胆,不安や憂うつを覚えていることと思います。私自身もそのような変化にどのように付き合っていけばよいか自問自答する日々を送っています。今回,学生の皆さんのメンタルヘルス向上に役立つすべを模索し,激変する学生生活の中で大きく起伏する感情とのつき合い方についてお話ししたいと思います。
 学生生活の中心となる授業について,非対面形式と対面形式では一長一短があると考えられます。非対面形式の授業は通学しなくてよいなどの利点は大きいものの,パソコンの長時間使用による眼精疲労や運動不足などに陥りやすくなります。更に,対人コミュニケーションの機会が著しく減少してしまうことに注意すべきです。その結果,日中の生活リズムにメリハリがなくなりがちです。生活リズムの乱れは睡眠不足につながってしまい,メンタルヘルスの向上が妨げられてしまいます。
 大学に通学し授業を受けることで,人間関係が生まれます。授業時間の合間などに同級生や知人と語り合うことで,負の感情の整理や消化につながります。同級生や知人との交流は,皆さんの学問的な学びとともに人間的な成長や発達にとって大切な機会となります。そのため,大学キャンパスで授業を受けてほしいと思います。
 メンタルヘルスの向上のため,様々な制限や変化の中で自らの不安や怒りなどの負の感情に流されないようにすることが肝要です。なるべく冷静に考えること,変えられない事態に向き合うこと,ときに自らの思いや考えを他者と分かち合うことを通し,負の感情と付き合って行ってほしいと思います。

 大学は皆さんの大学生活が充実したものとなるよう様々な支援を行っています。必要に応じて,メンタルヘルス向上のため学生相談室などを利用することも大切です。
皆さんの大学生活が充実したものとなることを願っています。